ミラノ・コルティナ・オリンピックは2月15日、ペアショートプログラム(SP)が行われ、“ゆなすみ”こと長岡柚奈&森口澄士組(木下アカデミー)が7番目に登場しました。2人にとって、夢の舞台の初演技は、忘れられない2分40秒となりました。
森口澄士「強い気持ちで、これからも2人で」
昨季の世界選手権でフリーに進めずに終わった2人は、コーチを変更するなど新たな環境で急成長、2025年9月のオリンピック最終予選会で3位に入り、日本初となるオリンピック代表ペア2枠目を獲得した。12月の全日本選手権で優勝し、オリンピック初出場を決めた。
2月15日、迎えたオリンピックのペアSP本番。第2グループの最終滑走として氷上に立った2人は、「Yellow Brick Road」に乗って演技を開始した。最初の3ツイストリフトを終え、続くサイドバイサイドの3ループで長岡が転倒、次のスロウ3サルコウでも着氷に失敗し転倒。だが、観客の温かい声援に支えられて、後半のエレメンツを最後まで滑り切った。滑り終え、肩を落とす長岡に森口が声をかけて支えていた。
演技後のインタビューで、長岡は「今シーズン通してすごくショートではいい演技ができていたので、自信をもって臨めていたかなと思うんですけど、ループでミスが出てしまって、まだスロウでしっかり降りたら取り戻せるっていうところで、スロウでもミスが出てしまったので、すごく悔しい気持ちでいっぱい。たくさんの観客のみなさんがそれでもすごく大きな歓声を上げて応援してくださったので、すごく感謝してます」と涙ぐみながら思いを語った。森口は「ぼくたちはこんなところじゃ終われないぞというのをこれからしっかり見せていけたらなと思います。強い気持ちで、これからも2人で頑張っていくので、応援よろしくお願いしますって伝えたいし、すべてのみなさんが本当にもう大好きです」と涙声でコメントした。
