2月5日、ミラノ・コルティナ・オリンピック代表の佐藤駿が、会場となるミラノ・アイススケートアリーナのリンクで公式練習に臨みました。得意の4回転ジャンプの確認作業や、フリー「火の鳥」の曲かけなどを行い、氷の感触を確かめました。練習後にはオリンピックマークの入ったリンクをバックに記念撮影するなど、終始落ち着いた様子で表情も晴れやか。翌日2月6日は、ミラノ・コルティナ・オリンピックが開幕する日であり、フィギュアスケートの団体戦が始まる日、そして佐藤選手の22歳の誕生日。夢の舞台で迎える誕生日を前に、現在のコンディションや意気込みを語りました。
「優真と2人とも興奮している」
―― 会場練習の感触について。
佐藤 氷の感触もすごくよかったですし、調子も上げてこられたかなと思うので、本番に向けて調整していこうかなと思っています。
―― オリンピックの雰囲気は。
佐藤 ようやく実感が湧いてきているなという感覚で、会場の雰囲気にもすごく圧倒されました。でも、緊張せずに自分のスケートができればいいのかなと思っています。
―― イタリアに入って、競技以外でオリンピックを感じることは?
佐藤 まだ正直、何も観光とかもしていないので、ないんですけど、選手村の雰囲気とか、ごはんがイタリアらしい料理ですごくおいしかったです。
―― 他競技の選手との交流は?
佐藤 まだ交流はできていないので、これから大会期間にはなってしまうんですけど、もし機会があればしたいなと思っています。
―― 明日から競技が始まっていくと思いますが、最終調整については。
佐藤 コンディション自体はいまのところ状態よくもってこられているので、維持をして本番に臨めればいいなと思っているのと、スケートの調子自体も、まだ練習はあるので、いい調子で臨めるようにしたいなと思います。
―― オリンピックの意気込み。
佐藤 団体戦に関してはまだわからないんですが、もしあればしっかりとがんばりたいと思っていますし、個人では自己ベストを出してメダルを獲得できるように頑張りたいと思っています。
―― 4回転ルッツの完成度。
佐藤 今日の練習の感覚だとすごくよかったと思うので、この調子でできればなと思っています。
―― あと何を詰めていきたい?
佐藤 正直、もう詰められるところはここまでの練習でやってきたと思っているので、あとはもう自分のやるべきことを出すだけかなと思っています。
―― チーム日本の雰囲気は?
佐藤 日本の雰囲気はすごくいいですし、とにかく仲がいい。こっちに入ってきてからの練習でも刺激をし合いながら練習してきたので、すごくいいチームだなと感じています。
―― 団体戦への思い。
佐藤 もしあれば、しっかりとチームに貢献したいと思っていますし、ここにくるまでにチームにたくさんお世話になったので、恩返しできるような演技ができればと思っています。
―― 日下コーチとは現地に入ってからどんなお話を?
佐藤 練習のことは普段通りのことを話してはいたんですけど、いまの練習は「あまりやりすぎないように気をつけてね」と先生に言われました。
―― 本番に向けた熱いエールは?
佐藤 普段と変わらずなところが日下先生のよさだと思っていて。本番直前に熱いエールをもらえると思うので、そのエールをしっかりと力に換えて頑張っていきたいと思います。
―― 2月6日はお誕生日ですが、オリンピック会場で迎えられることについて。
佐藤 シーズン始まる前からそのことは頭のなかにあって、ずっと思っていて、絶対に出たいなという思いがより強かったです。この大会で過ごせることになって、とても光栄に思っています。
―― 特別なお祝いを考えて?
佐藤 これからなので、(試合が)始まるのが。お祝いは終わってからになるのかなとは思うんですけど、いい試合にして最高の誕生日を迎えられるようにしたいと思っています。
―― 鍵山優真選手とどんな話を?
佐藤 2人とも興奮していて。(笑)「すごいね!」って言いながら、やっとオリンピックに来た実感が湧くねという話をしながら写真を撮っていました。
―― 前回大会も出場している鍵山選手からアドバイスは?
佐藤 「そんなに変わらないよ」とは言われていて、「普段通りにやればいいと思うから」と。前回の大会を踏まえて、そういったアドバイスをいただきました。

