ミラノ・コルティナ・オリンピック女子シングル日本代表、中井亜美選手のオリンピック壮行会が、1月16日にスターツおおたかで行われました。主催は中井選手が在籍する勇志国際高等学校。教職員、在校生、卒業生、保護者、一般来場者ら約200名にエールを贈られた壮行会の様子をレポートします。
個性豊かな仲間たちからのエール
勇志国際高等学校は、熊本県天草市に本校を置く広域通信制・単位制高等学校で、全国5か所に直営の学習センターが設置されている。中井選手は千葉学習センターに籍を置き、トップアスリートコースのネット生として学業と競技を両立。壮行会当日はZOOMやYouTubeでも会の模様が配信され、オリンピック出場という大きな目標を叶えた中井選手を、全国の学校関係者らが祝福した。

壇上では、今井修校長が「見事に夢を実現してくれましたね。有言実行というのはやはり簡単なことではない。1番は中井さん自身がこれまで継続した、たゆまぬ努力があったからこそだと思います」と中井選手を称えると、松戸市長の松戸隆政氏、市川市長の田中甲氏、南行徳中学校時代の担任・大島実先生からの祝電も披露された。
生徒を代表して応援メッセージを贈ったのは、俳優として「ちはやふる-めぐり-」などへ出演した経験のある高村佳偉人さん(3年)で「私たちはここ日本から中井さんの勝利を信じ、精一杯の声を届けることを約束します。中井さんが夢の舞台を心から楽しんで笑顔で帰ってきてくれることを全校生徒、教職員一同心待ちにしています。中井さん、頑張ってきてください!」と情感豊かに激励。小野澤嶺(カヌースラローム)、藤野蒼来(ゴルフ)、草野隆之助(アルペンスキー)ら、さまざまなフィールドで活躍するトップアスリート生からもメッセージ動画が寄せられ、花束贈呈はバレエに励む親友、寺田栞奈さんが行った。

中井は激励に答え、「本日は、私のためにこのような会を開いていただき、ありがとうございます。また、駆け付けていただいた皆様、お忙しいなかありがとうございます。私はフィギュアスケートをしています。このたび、2026年、ミラノ・コルティナ・オリンピックに日本代表として出場することが決まりました。今シーズンはじめは、オリンピックに行けるとは夢にも思っておらず、シニアに転向してからの初めての国際大会は泣き出すほど緊張したことを覚えております。そうして、1つ1つの大会を経験し、少しずつ自信を持ち、たくさんの応援のおかげで成長することができました。小さい頃から夢だった舞台に出場できること、本当に心から嬉しく思っております。そして、私が夢の舞台に出場できることは、家族、支えてくださるコーチ、関係者さま、学校の先生方、応援してくださる皆様がいたからだと確信しています。温かい応援に励まされております。心から感謝申し上げます。私を応援してくださる皆様の期待に応えられるよう、また悔いが残らないよう、笑顔で終えられるように全力で頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました」と決意を語った。
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